11月24日に販売開始となった年末ジャンボ宝くじ。1等・前後賞合わせて10億円のビックチャンスを狙い、宝くじ売り場に足を運ぶ人は多いだろう。では、ツキのある売り場はどこにあるのだろうか?
東京・新宿では、今年のサマージャンボでなんとも珍しいことが起きていた。「新宿駅南口ルミネ前売り場」で1等5億円、「JR新宿駅南口売場」で前賞1億円、「新宿区西新宿京王デパート前売場」で後賞1億円と、わずか100mほどの距離にある3つの売り場で、同時に億当せんが出たのだ。
実はこの3店舗、運営しているのは同じ会社。社長の落合義昭さんは「会社としては万々歳」と満面の笑みを浮かべるが、それぞれの売り場の販売員は「次こそはウチで1等・前後賞を!」と息巻いているという。
新宿駅南口ルミネ前売り場一筋40年の販売員・井上玲子さんは御年80才。手作りグッズ&趣味で福を招く。
「お客様には手作りの招き猫のシールを配っています。店頭には、私の趣味の招き猫をいろいろ置いて、福が来るように願掛け。招き猫の手元の小判に『5億円』と書いてあったから、本当に5億円が当たったのよ!」
新宿区西新宿京王デパート前売場で目をひくのは、金色のオブジェだ。こちらもベテラン販売員の寺島礼子さんが話す。
「金色のうんち像を置いています。購入いただいた宝くじ券をこのうんち像にくっつけて、“金運がつきますように”と祈願しています。お客様も笑顔になって、とても喜んでくれますね」