一方、自宅にいながらおいしいものが食べられるようになれば、ダイエットに悩む人が増え、自粛太りニーズの食品も次々と登場した。
2021年に流行したのは高たんぱく、低糖質な『オートミール』。海外では牛乳と砂糖などでドロドロに煮ておかゆのようにするのが主流だが、実は日本人的には、その味はいまいち。そこで、電子レンジを使って「米化」させることで、手軽でおいしいと大流行した。
また、1食で1日に必要な栄養素の3分の1が摂れるとうたった完全栄養の主食『BASE FOOD』も利用者増。
日本最大級のダイエット商品口コミサイト「ダイエットカフェ」代表の福田尚広さんが言う。
「実際に投稿された口コミを見ると、『BASE FOOD』は、ダイエットの効果以上に、栄養バランスの高さが評価されているようです。かための食感で食べ応えがあり、余計な間食を避けることができるという声もある。一方で、のむことで糖と脂肪の吸収を抑えるとされるファンケルのサプリメント『カロリミット』などは、依然として口コミ投稿数が多く、注目されている印象です」
※女性セブン2022年1月1日号