現在、年末ジャンボ宝くじと年末ジャンボミニが発売中(12月24日まで)だが、年末ジャンボ宝くじは1等・前後賞合わせて10億円という高額な当せん金額が大きな魅力だ(年末ジャンボミニは同5000万円)。もちろん、宝くじを買うなら高額当せんを目指してみたい、という人は少なくないだろうが、自分が億万長者になる可能性を、どこまで現実のものとして考えられるだろうか。
2021年11月に全国自治宝くじ事務協議会から、令和2年度(昨年4月から今年3月まで)の高額当せん本数が発表され、10万円以上の当せん本数の合計は12万3452本となった。そのうち1億円以上は、312本もあったとのこと。
また、同時に発表された「高額当せん者誕生ペース」によると、5分に1人が10万円以上に当たっていることもわかった。さらに、100万円以上は52分に1人、1000万円以上は6時間に1人、1億円以上は29時間に1人のペースで誕生しているという結果に。つまり、ほぼ毎日、日本のどこかで宝くじが当たって億万長者になった人が出ている、というわけだ。
年末ジャンボ宝くじと年末ジャンボミニに関しては、2種類合わせて10万円以上が5592本、100万円以上が1214本、1000万円以上が334本、そして1億円以上が66本も用意されている。これらの当せん本数は、次回の集計に加算される見込みだ。今回の年末ジャンボで高額当せんを射止めることができれば、来年発表されるデータの数字を見ながら、「この中の1本は私が当てたんだぞ!」と、小さな声で叫ぶかもしれない?