「思いきって、『年賀状の返事をスタンプで済まされちゃうのは寂しい』というニュアンスのメッセージを送ってみたんです。そしたら向こうが、『私は独身で、アイカさんみたいに報告するネタがないの。だからスタンプで済ませちゃった』と返してきました。
さすがにモヤっとしたので、そんなこと気にせずに年賀状を送ってほしいと伝えたら、今度は『それは自分勝手すぎるよ。毎年幸せそうな写真を送りつけられる身にもなってよ』とのこと……。友人から見た私は、幸せアピールをしている人にしか見えなかったのかもしれません」
この言葉をきっかけにメッセージのやり取りは終了し、現在もわだかまりが続いた状態だという。だが、アイカさんとしては、和解する気はないそうだ。
「この件って私は悪くないですよね? どちらかといえば、友人が勝手に嫉妬して失礼な対応をしてきたのがいけないと思うんです。正直、今回の年賀状は手間もお金もかかっているので、余計にモヤモヤして仕方がありません。本音を言えば、年賀状を返して欲しいくらいです」
アイカさんは、「このモヤモヤは、年賀はがきのお年玉賞品を当てて吹き飛ばしたい」と語っていたが、結果は思うようにならなかったという。
SNSやメッセージなどで気軽に新年の挨拶ができる時代ではあるものの、年賀状には年賀状の魅力があるのも確かだろう。とはいえ、送る前に相手の立場や気持ちを考えてみるのも大事かもしれない。場合によっては、挨拶の方法や文章を相手ごとに変えるなどの配慮をするのも、トラブル回避の一つの方法である気がした。