住まい・不動産

川沿いの物件の魅力は? マンション購入者が感じた「いいところ・悪いところ」

川沿いならではの良さも(イメージ)

川沿いならではの良さも(イメージ)

ピクニック、ボール投げ、読書、ジョギング、自転車…

 ジョギングや楽器の練習は絶対に川沿いである必要はないが、ヒロタカさん(30代/男性)の趣味は川沿いがマストだった。

「もう10年以上ハマっているのが自転車。気持ちよく走れる場所が少ないのが悩みで、自宅がある新宿区からわざわざ荒川や多摩川まで走りに行っていましたが、もっと快適に自転車に乗りたいと思い、荒川沿いに引っ越しました。川沿いは真っ平らで信号もなく、自転車に乗るには理想的。荒川沿いは自転車が走りやすい環境が整っており、気分や風向きによって、今日は東京湾まで、今日は埼玉までと、自転車に乗りまくっています」(ヒロタカさん)

 特に何か趣味があるわけではないが、「何となく川沿いが良かった」というのはコウゾウさん(40代/男性)だ。

「それまで都心に住んでいましたが、いつも“狭苦しいなあ”と感じていて、まず探したのが海沿いの物件。ただ、都内の海沿いの物件は高くて手が出ず、川沿いのマンションを見つけて引っ越しました。土手は広々としていて、マンションの部屋からの眺望はとても良いですし、子供と遊んだり、散歩したり、本を読んだり、ただボーッとしたり、ヒマさえあれば川っぺりでくつろいでいます。

 川沿いには、制服でデートする高校生カップル、レジャーシートを敷いてピクニックをする家族、寝っ転がって日焼けしている人、橋桁に向かって一生懸命ボールを投げている人、静かにお酒を飲んでいる人……とにかく色んな人がいて、見ているだけでも飽きません。釣り、読書、ジョギング、ウォーキング、自転車、スケボー、ゴルフの素振り、バードウォッチング、楽器練習、太極拳、ストレッチなど、思い思いに好きなことをやっている姿を見ると、こちらまでリラックスできます」(コウゾウさん)

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