スマホの中から思わぬ秘め事が見つかり、家族の心をかき乱すこともある。相続・終活コンサルタントで行政書士の明石久美さんが話す。
「携帯に異性と親しげに写っている写真が残っていたり、通話やメールなど、やりとりの履歴に女性の名前がたくさん残っていたりすることはあります。アダルトサイトの履歴を見つけてしまってショックを受けたりあきれたりする家族もいる。
異性の名前や写真を見た遺族は“どんな関係だったのか”と勘繰るけれど、相手が誰で、どんな関係だったのかはわからないまま終わることがほとんどです。亡くなった人には報復のしようがないため、興信所を使って相手を調べたり、怒ってお墓を別にしたりする人は、ほぼいません。ある意味で“死んだ者勝ち”ともいえる」
※女性セブン2022年5月26日号