加入するサブスクは「最大で5個まで」
では、損をせずにサブスクを使いこなすには、どうしたらいいのか。
「まず、サブスクを管理できなければいけません。サブスク代は固定費と考え、使える金額を決めて、多くても5つ程度に絞りましょう。それよりも多く加入すると、どんなサービスに入っているのか忘れてしまい、使いこなせなくなる可能性が高くなります」(丸山さん)
毎月の引き落としの際に、あまり利用していないサブスクがないかチェックすることが大切だ。併せて、いつからいつまで使うのか、利用期間を明確に決めておこう。
お得に使うのが目的のサブスクで損をしてしまえば本末転倒。計画的に使えるように管理をすることが重要になる。サブスクは手間をかけて安く済ませたい人には不要のサービスではあるが、今後ますます使いやすく進化すると予想されている。
「いまのサブスク業界は、いいものもそうでないものも交じった、玉石混交状態。しかしこれからは、客に精査され、よりよいサブスクだけが残り、そうでないサブスクは価格面、サービス面で差別化するなどして生き残りをかけようとするため、お得なサブスクが増えていくと考えています」(上ノ山さん)