消費生活アドバイザーの丸山晴美氏が“未来”を見据えて「やめていい」というのが、固定電話だ。
「電話は、将来施設に入る場合に持っていける携帯電話に集約すべき。スマホに替えることで、アドレス帳や本や雑誌も1台に収めることができ、よく行くお店のポイントカードも集約できます。スマホを使えば財布もすっきりさせられます」
首都圏在住の70代女性はこう言う。
「スマホへの苦手意識が強かったのですが、近所のドラッグストアではポイントカードのアプリ登録を丁寧に教えてくれ、その場で割引サービスを利用できました。それ以来、『分からなかったら聞けばいい』と、安心してスマホ片手に買い物できるようになりました」
ポイントカードのアプリ化は大手スーパーを中心に徐々に増えている。
※週刊ポスト2022年6月24日号