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道を知らない、老眼でナビの文字が読めない… 私たちが遭遇した「残念なタクシー」

車内の芳香剤がきつすぎる

 車内環境に不満を感じたという人もいる。製薬会社に勤務する30代女性・Dさんは、接客意識がない運転手に苦言を呈する。

「においに気を使ってくれるのはいいんですけど、芳香剤のにおいが強烈な場合があって、思わず冬なのに窓を全開にしたことがありました。あと、ずっと演歌が流れていることがあったんですが、やめてくれとも言えず、キツかったです。においにしろ音楽にしろ、正直、タクシーに個性はいらないんですよね……。無臭、無音でいいです。強いて言えば、ラジオなり音楽なり、もしかけるなら『何かかけますか?』とか、聞いてくれたらいいだけですよね」(Dさん)

 もちろんスキルも言動も素晴らしいタクシー運転手はいるのは確かだが、どんな運転手でも料金は変わらないだけに、残念なタクシーに当たるとどうしても記憶に残ってしまうのかもしれない。

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