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光回線導入に悪戦苦闘する人たち「Wi-Fi利用に追加料金」「予想以上に遅い」の想定外も

家電量販店の店員さんの熱意に押されて契約したが…

 メーカーに勤務する30代男性・Cさんは、「光回線に変えたタイミングで、パソコントラブルに見舞われた」と頭を抱える。

「在宅勤務はモバイルルーターで問題なかったので、光回線を引く必要はないと思っていました。でも、家電量販店に行った時、光回線の契約をすれば、家電が3万円くらい安くなったり、ポイント還元みたいなキャンペーンをしていて、興味を持ったんです。店員さんからは、『回線速度もモバイルルーターとは“桁違い”で、在宅勤務の作業効率も変わります』と熱弁され、モバイルのほうを解約して、光回線を契約しました。でも、元々ゲームもしないし、動画も大量には見ないので、結局、作業効率は変わりません(笑)。

 それより最悪なのが、スマホは問題なく繋がるのですが、なぜかパソコンは有線じゃないと使えないんです。どういうことなのか全然わからず、何度もサポートデスクみたいなところに電話して話を聞いたのですが、改善しないんですよね……。たぶんパソコン側の問題だと思うのですが、『状況を見るための人を派遣するとなると、別料金がかかる』と言われ、面倒になって諦めました。有線ならパソコンがネットにつながるので仕事上は問題ないのですが、モバイルルーターだったときは、部屋のどこでもパソコンが使えたので、モヤモヤしています」(Cさん)

 光回線は契約すると長い付き合いになる。キャッシャバックやイメージだけで安易に判断せず、よく調べたうえで契約したい。

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