その一方で、ライフスタイルの変化に応じて「外していい補償」も出てきた。
「対人・対物を厚くする代わりに、車両保険はカットしていいと思います(新車で傷ひとつつけたくない場合を除いて)。車両保険がないと『気を付けて運転しよう』との戒めにもつながる。あとは、家族の運転をどこまでサポートするかも、見直しの要素。子供が巣立っていたり、配偶者が運転しない場合は、補償の範囲を自分だけに限定すれば保険料は安くなります」
予期せぬ事故に対処できるよう、保険は賢く選ぶ必要がある。
※週刊ポスト2022年8月5・12日号