必要以上に買ってしまうように
メーカーに勤務する30代女性・Bさん(東京都在住)は、セカンド冷凍庫の購入前は冷凍庫が常にパンパンで頭を抱えている状態だったという。
「いつも冷凍庫がパンパンで、ストレスでした。ふるさと納税の返礼品、親戚からのもらいもの、魚や肉が半額セールの時の買いだめ、冷凍食品、作り置きしたものなど、あれもこれも冷凍したい欲がありすぎて……。セカンド冷凍庫は憧れでした」(Bさん)
Bさんは念願のセカンド冷凍庫を購入し、そのフラストレーションを解消した。しかし今度は、別の欲求が頭をもたげてくるようになった。
「業務系スーパーでの買い物が楽しくて、今は完全に“買い過ぎ”ている状態です。弊害として、冷凍焼けしたものや奥に入れた食品を使い忘れたりすることも増えました……。セカンド冷凍庫は、入れたら終わりじゃないんですよね(笑)。整理整頓や在庫管理がより大事になってくることを痛感しました」(Bさん)
セカンドどころかサード!?
IT企業に勤務する30代男性・Cさん(千葉県在住)は、元々70リットルほどのセカンド冷凍庫を持っていたが、コロナ禍を経て、サード冷凍庫を購入する羽目になりそうだという。
「元々釣り用の餌や釣った魚のストック目的で、セカンド冷凍庫を持っていました。田舎在住なので、ベランダみたいなところに置くスペースがあるんです。
でも、それはあくまでも私の“釣り”用だし、容量が逼迫してきたこともあって、サード冷凍庫を買うかどうか悩んでいるところ……。2台目は設置スペースがあるなら、用途よりも大きめの容量のモデルを買った方が絶対にいいです。とはいえ、電気代は冷凍庫1台で年間数千円は増えるので、悩ましいですね」(Cさん)
人気上昇中のセカンド冷凍庫。保存容量が増えるのは大きいメリットだが、実際に使用してみないとわからない「想定外」の事態もあるので、導入する前にしっかりとシミュレーションしておきたい。