では、2021年調査の利用度ランキング(表)の人気順に、その特徴を見ていこう。
まず1位は、有楽町にある『北海道どさんこプラザ有楽町店』で利用度はダントツ。
「北海道の物産が非常に充実し、知らない町のレアなものが宝探し気分で探索できるうえ、おいしいソフトクリームもテイクアウト可能。北海道じゅうの道の駅を全部集めた感じで、商品点数は圧倒的」
2位は銀座1丁目にある沖縄県の『銀座わしたショップ本店』だ。
「ここは冷蔵もずくや海ぶどう、サーターアンダギーのほか、ラフテーなどの総菜系レトルトパックの品揃えもよく、沖縄らしい物産が充実。屋台風のカフェもあり、銀ブラで一休みするのにも重宝します」
3位は池袋にある、宮城県の『宮城ふるさとプラザ』だ。
「池袋という場所柄、圧倒的に若い客が多く、2階に牛たんの有名店が入っているため、牛たん目当ての食通にも人気のショップです」
4位は東銀座にある岩手県の『いわて銀河プラザ』だ。
「岩手産の野菜や果物などの生鮮品が豊富で、マルシェ的な使い方ができます。客層は年代がやや高めで、女性が圧倒的に多いです」
5位は銀座1丁目の山形県『おいしい山形プラザ』だ。
「ジャムなど一次産品を使った加工品が多く、年齢層は若干高め。山形の漬けものにはファンが多く、山形県鶴岡市にある有名なイタリア料理店『アル・ケッチァーノ』の姉妹店『ヤマガタサンダンデロ』を目当てに訪れる人も多いです」