売上規模上位ショップの夏の売れ筋をチェック
前出の畠田さんによれば、「1930年代、丸ビル内にお土産物店が十数店舗あったのがアンテナショップの源流という説があります。バブル崩壊後、賃料の下がった銀座界隈で 1994~1995年に沖縄県や鹿児島県が出店し地域プロモーションを成功させたのが、いまのアンテナショップブームを呼んだともいわれています」
売上規模ではコロナ禍の2020年実績でも北海道と沖縄が上位で、売上3億円以上を7店舗が達成した(表参照)。
「夏には東京スカイツリーにある栃木県アンテナショップで日光の天然氷のかき氷が、新橋の奈良県アンテナショップでもかき氷が、そして銀座1丁目の茨城県アンテナショップでは丸ごとメロンのクリームソーダが楽しめます」(畠田さん)
夏には夏のアンテナショップの上手な歩き方がある。
表にまとめた人気店の夏の売れ筋ベスト3を参考にしてほしい。
取材・文/北武司
※女性セブン2022年8月18・25日号