使用する場所と充電できる場所が違うストレス
アパレル系企業に勤務する20代女性・Bさんは、携帯ゲーム機を使用する場所と充電できる場所が違うことにストレスを感じていた。というのも、Bさんはリビングのソファでゲームをプレイするが、近くに充電できるコンセントがない。そこでBさんは、モバイルバッテリーを使うことを思いついた。
「常に、ソファにゲーム専用のモバイルバッテリーを置いています。充電しながら使うのはあまりよくないとは知っていますが、充電残量が少なくなってきた時、やっぱり近くにバッテリーがあると安心です」(Bさん)
金融機関に勤務する30代男性・Cさんは、5歳の長男が充電中のスマホのコードを抜いてしまうイタズラに悩んでいた。
「家でスマホを充電していると、私が見てないところで、子供がコンセントからプラグを抜いて遊んでいることがよくあるんです。他の家電のコードが刺さっているコンセントは、必ず家具の裏とか、子供の手が届かないところなんですが、スマホだけはすぐ手の届くところにあるので、抜きやすいっていうのと、私が困るのが楽しいみたいで……。そんな状況だったので、モバイルバッテリーで充電しながら、家の中で持ち歩くことにしました」(Cさん)
予備電源としてイメージされがちなモバイルバッテリーだが、家の中で“メイン電源”として利用している人も少なくないようだ。