「紛失時サービス」で端末を遠隔操作する方法
●iPhoneの場合
「iPhoneを探す」機能を使い、PCやほかのデバイスで自分のiPhoneの位置を確認。これを「紛失としてマーク」すると、リモートからパスコードでロックできる。カードやその他のサービスが一時使用停止になり、個人情報にアクセスできないようになる。日頃から「iPhoneを探す」機能をオンにしておく必要がある。
●Androidの場合
PCやほかのデバイスでandroid.com/findにアクセスしGoogleアカウントにログイン。紛失したスマホをクリックすると、スマホに通知が送信され、マップにおおよその現在位置が示される。「音を鳴らす」や「デバイスの保護」など、遠隔操作できる項目がいくつか表示されるので、必要な操作を選択して行う。
※Androidはあらかじめ設定が必要。
【プロフィール】
武山知裕さん/ニュースサイト『Security NEXT』編集長。大学在学中から、コンピューター専門誌の編集者を務める。ウエブ媒体の編集者、ライターなどを経て2004年セキュリティー情報サイトを立ち上げる。著書に『個人情報そのやり方では守れません』(青春出版社)。
佐々木成三さん/犯罪評論家。元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課の警部補。 デジタル捜査班の班長として、デジタル証拠の押収・解析を専門とし、携帯電話の精査・各種ログの解析を行っていた。 主な著書に『あなたのスマホがとにかく危ない』(祥伝社)など。
取材・文/川辺美奈子
※女性セブン2022年9月8日号