「便利なのが、パスワード管理アプリです」
これは、スマホやPCなど、複数の端末で共有できたり、自動入力できるなどの利便性もある。こういったものを利用するのもひとつの手だ。
また、指紋認証などの多要素認証を設定してあれば情報漏洩のリスクも低くなる。
スマホ犯罪から身を守るため普段からできることは、パスワードを強化すること以外にもある。それは、アップデートの通知がきたらすぐに実行することだ。
「犯罪者は常に、あなたのスマホに侵入する“綻び”を探しています。アップデートは見つかった“綻び”を修繕してくれる機能。すぐに行うのがおすすめです」
また、ツイッターの警視庁サイバーセキュリティ対策本部やフィッシング対策協議会のアカウントをフォローして随時確認し、いま、どんな被害が起きているのか、最新情報を知っておくことも大切だ。
以下に、「こんなパスワードは危ない!」という、予想されやすいパスワード例を紹介する。パスワード作成時に参考にしてほしい。
□誕生日(自分や家族、恋人)
□「1234……」などの並び数字
□「0000」「1111」などのゾロ目
□「qwertyuiop」、「asdfghjkl」、「zxcvbnm」
※PCのキーボードのアルファベットを左から1列分入れただけ。
□「password1」「password2」など単語と数字を組み合わせただけ