リユースショップ「ジャンル別・高額査定のポイント」家電、生活雑貨からホビー商品まで

　我が家では不要の中古品も、リユースショップへ持ち込めば換金できる可能性がある。リユース市場は右肩上がりで成長し、2010年には約1兆円だったが、今年は約3兆円規模にまで大きくなると予想されている。では、どんなリユース品に値がつくか？　どうすれば高額買取になるか？　大手チェーン「セカンドストリート」大宮日進店への密着取材で、高額査定のポイントを聞いた。

ファッション

　店では注目すべきトレンド情報を毎年更新し、買取価格に反映している。購入後1～2年で着用頻度が下がった服は、トレンドが過ぎ去る前に見切りをつけてリユースに出そう。また、昭和中期頃のレトロなファッションブームもあり、買取不可と思われる服も柄やシーズン次第で値がつくかもしれない。

　衣類売り場担当の加戸由美香さんは、「流行に合ったデザイン、染みや傷のない衣類は値段がつきやすいです」と語る。

家電

　コロナ禍以前は単身者向けの家電が多く売買されてきたが、現在は40型の大型テレビをはじめファミリー層向けのアイテムが増えている。

　とくに電子レンジや冷蔵庫、ルンバは人気家電で、最新機種であればあるほど高額買取に。カメラは本体単体よりレンズとセットで持ち込んだほうが査定アップ。