コンビニの「秋のフルーツサンド」食べ比べ　シャインマスカットや桃の量を検証

ナチュラルローソン限定のシャインマスカットサンド

　ナチュラルローソンでは、『シャインマスカットのサンド』（485円）という商品が販売されている。“ローソンファーム”で収穫されたシャインマスカットを使用しており、長方形にカットされた小さいサンドイッチが2つ入って1パックだ。

　カット面には2分の1カットのシャインマスカットが3つ、パンを開いた中には4分の1カットのシャインマスカットが2つ。サンドイッチ1つあたり2粒、1パックあたり4粒のシャインマスカットが使用されている。

「クリームは甘さ控えめで、量も少なく、ローソンの『小さな幸せのフルーツサンド　シャインマスカット』に比べると、シャインマスカットの存在感が大きい。単純にシャインマスカットのおいしさやジューシーさを楽しみたいなら、こちらに軍配です。ただ、クリームが控えめな分、“スイーツっぽさ”は、やや物足りないと感じる人もかもしれません」

セブンとファミマは「桃」の新商品

　セブン−イレブンでは9月7日に『ももももサンド』（367円）を発売。黄桃と白桃を使用した“ももだらけ”のフルーツサンドで、クリームはカスタードクリームとホイップクリームを組み合わせ、2つ入りで1パックとなっている。

　原材料名表示を見ると「黄桃・シラップづけ（中国製造）」「白桃・シラップづけ」を使用。1つのサンドイッチに、黄桃が3カット、白桃が1カット挟まっており、黄桃の比重が高くなっている。

「2種類の桃はいずれもジューシーで、とてもおいしいです。シラップづけの桃ということで、缶詰の桃に近い印象です。クリームはそこまで主張しておらず、フルーツサンドとしては“軽い”。インパクトがあるフルーツサンドではないのですが、親しみがある味ですね」