なお「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」は、ふるさと納税申し込みの際「ワンストップ特例制度を希望する」をチェックすることで自治体から郵送される。紛失した場合は、自治体のサイトやポータルサイトからダウンロードできる。
寄付金控除の手続きをする前に取得したいのがマイナンバーカードだ。
「今年9月から大手ポータルサイト『さとふる』ではアプリでマイナンバーカードを読み取り、オンラインでワンストップ特例制度が申請できるようになりました。この仕組みを使えば必要書類を自治体に郵送する必要がなく、手間が大きく省けます。
また、確定申告もマイナンバーカードの利用で大幅に簡素化できます。最大2万円分のポイントが付与されるキャンペーン中にカードを取得すれば、ふるさと納税との合わせ技で物入りな年末の出費をカバーできます」(丸山氏)
今年もあと2か月余り。ふるさと納税を賢く活用して、寒い冬を乗り切りたい。
※週刊ポスト2022年11月4日号