白髪隠しで金髪にしたら子供が泣かなくなった
髪の毛を染めることは、痴漢や暴漢対策につながるだけではない。Cさんは、30代後半のデザイナー。鮮やかな金髪ボブがよく似合っているが、「実はほとんど白髪」だと明かす。
「子供が生まれて、離婚した20代後半ぐらいから白髪が増え始め、30代になる頃にはほぼ白髪になりました。しばらくは染めるのも面倒だし……とそのまま放置していたのですが、周囲から気を使われてしまうんですよね。『大丈夫?』とか、『なんか苦労してるの?』とか。いろいろ言われました」(Cさん)
金髪に染めることを決断したのは、「子供の反応」が決め手になった。
「白髪が怖かったみたいで、泣くんです。それで、染めることを決心しました。今は月に1回、多い時で2回メンテナンスに行っています。子供が泣かなくなったどころか、喜んでくれるようになったのが、いちばんありがたいことですね。変に心配してくるような人もいなくなりました。今ではすっかり金髪イメージが定着していて、周りの人にヤンキーキャラみたいに思われるんですが、実は白髪なだけなんです(笑)」(Cさん)
髪色を変えることで、周囲からの印象はガラリと変わる。ファッションとは関係ない、思わぬ効果を実感している女性も少なくないようだ。(了)