家計

「自分へのご褒美」は言い訳、「ボーナスをあてにする」も危険 避けるべき“浪費家の特徴”

 徒歩の移動や乗り換えの手間を嫌ってすぐにタクシーを使ったり、スーパーに行くのを面倒くさがって自動販売機を使ったりするのは、その典型だ。

「お金を貯められる人は、同じものをどこで買えば安くなるか、どうすれば節約できるかを比較します。こうした手間暇を惜しんでばかりいると、お金はどんどん出ていきます」(大野さん)

 時間をかけて、小さな手間や努力を積み重ねなければ、お金を貯めるのは難しい。黒田さんも、自分を甘やかしがちな人は浪費家になりやすい傾向があると語る。

「部屋を片づけられない人と、ダイエットに失敗し続けている人には、お金を貯めるのは難しいでしょう。これは、自己管理が苦手なのはもちろん、部屋が散らかっていると、持っているものを把握しきれず、本当に必要のないものまで買ってしまうからです」(黒田さん)

 歩かずにタクシーを使い、無意識に浪費したものを無意識に食べたり飲んだりしていれば当然、ダイエットも達成できない。お金を貯めたいなら掃除をして、生活を整えるのが近道かもしれない。

※女性セブン2022年11月24日号

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