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街コンビジネス、運営者が明かす裏側「利益率を左右するのは料理代」「女性の参加費が安すぎるとトラブルも」

街コンビジネスの現状は?(イメージ)

街コンビジネスの現状は?(イメージ)

 コロナ禍で出会いイベントや街コン、婚活パーティが激減し、大きな打撃のあった婚活・出会い業界。だが、緊急事態宣言中の巣ごもり生活などで孤独を感じ、パートナーが欲しいと考える人は、若い世代に限らず、中高年でも増えている。そうしたなかで、街コンや婚活イベントの客足も戻りつつあるようだ。

『100歳まで出会える人生』(扶桑社)などの著書を持つノマドマーケディング代表、三輪賢治さんが運営する街コンや婚活イベントのポータルサイト「e-venz」でも回復の兆しが見えているだけでなく、コロナ禍での新しい潮流が生まれていると語る。

「感染防止という観点から、屋外でのイベントを行う街コン業者も増えました。『紅葉狩りコン』や神社などを回る『パワースポットコン』、秋川渓谷を歩く『ハイキングコンなど』、アウトドア系合コンは人気も高いです。これからの季節だと『イルミネーションコン』は人の集まりがいいですね」(三輪さん、以下同)

 このようなテーマを設けた街コンは“趣味コン”とも呼ばれ、アウトドアに限らず、ゲーム、アニメ、映画など様々な趣旨で行われている。そのテーマが好きだという人が集まり、趣味をきっかけに会話が弾み、仲を深めていくというのが大きな特徴だ。

「マッチングアプリも最近は趣味から繋がって、後から顔を見るような仕組みのものも出てきています。どうしても容姿や雰囲気という第一印象で測られがちなコンパですが、趣味コンは“内面のつながり”を重視しやすい。そのため、コロナ以前より趣味コンは注目を浴びていましたが、密を避けたいけれど出会いたいという需要も伴い、アウトドア系趣味コンはコロナ禍で一気に伸びました。

 リアルで会うコンパもプロフィールシートを用意して、どういう人間か、どういう価値観かをお互いに知ることができるように配慮されていると、マッチング率が上がる傾向がありますね」

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