家計

年内に実践したい家計の物価高対策 ふるさと納税、自動車手放す、格安スマホ…ほか

2022年中に検討したい家計の見直しポイント13

2022年中に検討したい家計の見直しポイント13

 携帯電話の利用料が高いなら、「格安スマホに変える」ことが選択肢だ。

「ドコモやauなど大手携帯会社で月7000円ほど払っている人は、格安スマホにすれば月額2000~3000円ほどに見直せます。大手携帯会社に慣れている人も、例えばドコモ系列のahamoならドコモショップでサポートを受けられるメリットもあり(有料)、月々の料金を4000円ほど安くできる。年間4万8000円も節約できます」(森田氏)

 払いすぎている保険料も見直したい。「無駄な保険を解約」することで、年間10万円程度を節約できる可能性がある。

「まず、子供が独立しているなら高齢になるほど高額になる定期の掛け捨て死亡保険は不要です。医療保険は大きな病気をしても個人負担を一定程度に抑えられる高額療養費制度といった公的制度の活用を前提に、無駄な保険を見直しましょう。例えば、三大疾病に対応するがん保険だけを残して終身医療保険を解約するといった見直しで月額2万5000円ほど削れる家庭は珍しくないでしょう」(森田氏)

 年末までの約1か月間でも、できることは数多くありそうだ。

※週刊ポスト2022年12月2日号

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