「Vlogはコロナでライブが開催されなくて、推しに会えなくなった時期の心の支えでもありました。ライブが復活した今、久しぶりの遠征を記録した動画には、喜びを分かち合ってくれるコメントもついて、うれしかったですね。
最近、SNSで推し活のVlogを目にするようになることが増えてきました。他人が夢中になっているものを見るのは新鮮だし、思い出を共感できる気がして、ハッピーな気分になれるのもいいです。そういう楽しい気分を振り返ることができたら、元気が出る。そのために思い出作りをしている感じです。生きる糧です」(Cさん)
思い出は、もはや「記憶」だけでは物足りない。確かな「形」として残し、他人と「共有」すべきものに変化しつつあるのかもしれない。(了)