外貨両替機の設置で継続的収入も
宮城県のDさん(65才女性)は洋裁のスキルを生かして収益を上げている。
「洋裁が得意なので、知り合いのお土産屋さんで外国人観光客向けの手作り和風小物を委託販売しています。もともとはコロナ禍の巣ごもり中の暇つぶしでしたが、いまでは月20万~30万円の利益。暇つぶしどころか家事返上です」
生かせる特技がないという人も、諦めないで。インバウンド向けの投資の一つ、「設置ビジネス」で稼ぐ方法がある。インバウンドアナリストの宮本大さんはこう話す。
「日本はまだ現金商売が中心なので、外貨両替機の需要が結構ある。初期費用はかかりますが、基本的には業者がやってくれて、継続的に収入が得られます」
インバウンドで上がりそうな株にも注目したい。経済アナリストの馬渕磨理子さんが説明する。
「JAL、ANAなどの空運系やホテル、百貨店などは業績の急回復が見込めます。イベント関連企業やブランド品のリユース販売なども恩恵を受けるでしょう。ドラッグストア業界も中国からの訪日客などで需要が戻る可能性があります」
インバウンドが急増する今年は、主婦やパートの人にとっても、副収入でひと跳ねする絶好のチャンスだ。
※女性セブン2023年2月2日号