家計

エコバッグを使い続けて実感する耐久性への不満 「底が抜けて大惨事」になった人も

耐久性の高いエコバッグは値段が高いケースも(イメージ)

耐久性の高いエコバッグは値段が高いケースも(イメージ)

洗濯を繰り返すと破れやすくなる印象

 建設会社に勤務する40代女性・Bさんは、最近エコバッグを使うことが負担に感じていると明かす。

「私の場合、エコバッグは生鮮食品用とそれ以外用で分けていて、生鮮食品用のエコバッグは、2~3回くらい使ったら洗濯機で洗濯しています。でもそうすると、あまり洗わない方のエコバッグよりも傷みが早く、破れやすくなる気がします。生地が薄くなるというか。長持ちさせたいなら手洗いがいいのかもしれませんが、そこまですると、エコバッグを使い続けることが負担になってしまいそうで……」(Bさん)

 丈夫で分厚い生地のエコバッグを購入することも考えたが、自身のライフスタイルには合わないといい、「エコバッグ生活はやめるかも」と愚痴をこぼす。

「エコバッグは、コンパクトにたためて携帯のしやすさを追求したものが多いですよね。でも、生地が薄い分、耐久性が低いことが弱点だと思います。だからといって分厚い生地のものはかさばってしまい、持ち歩きには不便。特に私は会社帰りに買い物をすることが多いので、通勤時の荷物としてそういったエコバッグを持ち歩くのは非現実的です。

 最近はもうエコバッグを使うのがストレス過ぎて、レジ袋に出戻りすることも考えています。レジ袋は洗う手間や携帯する必要性がなく、精神的に楽になると思うので」(Bさん)

予備のエコバッグを持っていて「不幸中の幸い」

 メーカーに勤務する20代女性・Cさんは、購入から3か月でエコバッグの底が抜ける“大惨事”に見舞われた。

「エコバッグといえど、かわいいものがいいなと思って、2000円弱するカラフルなエコバッグを買ったのですが、早々に底に穴が空いた時はショックでした。

 スーパーで買い物をして帰る途中、肩かけしていたエコバッグの底が抜けて、道路に購入したものが散らばるという大惨事を経験したんです。ケガはなかったものの、恥ずかしかったし、歩いている人の迷惑だし……。瓶のものや卵など、割れ物があったら危なかったですね。不幸中の幸いだったのは、以前、持ち手が取れかかった経験があり、予備のエコバッグを携帯していたことです」(Cさん)

 レジ袋有料化から約2年半。エコバッグを使い慣れてきたからこそ、耐久面で不満を感じるようになった人もいるようだ。(了)

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