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今からでも始めたい「つみたてNISA」手続きガイド 口座開設は5ステップ、商品選びのポイントも

口座開設の流れ5つのステップ

口座開設の流れ5つのステップ

 すでに証券口座を持っていれば1~2日ほど、証券口座を持っていなければ1週間程度で、つみたてNISA口座を開設できる。『はじめてのNISA&iDeCo』著者で経済ジャーナリストの頼藤太希さんが言う。

「ネット証券なら、ほぼすべての手続きをスマホやパソコンで完結させられます。基本的には画面の指示通りに入力するだけですが、あらかじめ本人確認書類や、証券口座と連携させる銀行口座番号などを用意しておくとスムーズです。“引っ越し後に変更手続きを忘れていて、住民票と身分証明書の住所が違う”などといった場合は、手続きがかなりめんどうになるので要注意」

 証券口座を開く際は「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶこと。というのも、「一般口座」や「特定口座(源泉徴収なし)」を選ぶと、利益に対して、自分で確定申告をしなければならなくなるからだ。

口座開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶと、確定申告が不要に

口座開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶと、確定申告が不要に

 金融機関はどこでもかまわないが、新規でつみたてNISA口座を開設する人に人気を集めているのが、SBI証券や楽天証券、マネックス証券などの大手ネット証券だ。取扱商品の数が多く、口座開設の際に電話でオペレーターがサポートしてくれる場合もある。ネットが苦手なら、イオン銀行やろうきんなど、窓口で対応してもらえる金融機関でも、もちろんOK。

「ネット証券と比べると選べる商品は少なくなりますが、つみたてNISAに限定するなら、使い慣れた普通預金口座のある銀行の窓口でもいいでしょう」(風呂内さん)

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