牛丼チェーンの松屋が、2月14日から定番メニューの『牛焼肉定食』をリニューアルした。これまでは、薬味として大根おろしと青ネギがついて690円だったが、リニューアル後は、薬味なしの「プレーン」が690円。大根おろし&青ネギの『鬼おろし』、キムチ&刻み海苔の『のりキム』、そして『ネギダレ』の3種類の薬味がプラス90円のトッピングとなる。また、『豚焼肉定食』(650円)についても同様のリニューアルが実施される。
価格は“据え置き”で薬味が有料トッピングとなるのは、実質的な値上げということで、ネット上では残念がる声も少なくない。果たして、新たなトッピング3種類にプラス90円の価値はあるのか。マネーポストWEBの庶民派グルメ担当記者Aが、リニューアルされた3種類の『牛焼肉定食』を実食した。
クセになるネギダレ
まずは『鬼おろし牛焼肉定食』(780円)。リニューアル前は、これが標準の『牛焼肉定食』だったことになる。
「これまでは、牛焼肉と同じお皿に大根おろしと青ネギが盛られていましたが、リニューアル後は別の小鉢で『鬼おろし』が出てきます。量や重さを実測して比較したわけではありませんが、印象として大根おろしと青ネギの量は増えているように感じました。
リニューアル前の大根おろしと青ネギは、単なる“薬味”という感じで、微妙な味変のための存在だったと思うのですが、リニューアル後はまさに“トッピング”というイメージです。“鬼おろし”をそのままお肉に乗せると、見た目からして別の料理になったようです。大根おろしが好きな人にとっては、いいと思います」(記者A・以下同)