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【知らないうちに副業が違法行為に】懸賞に当たって韓国旅行した55才女性の後悔 「コピー品の持ち帰りを指示されて…」

実入りのいい仕事のはずが、犯罪の片棒をかつがされていたケースも(イメージ)

実入りのいい仕事のはずが、犯罪の片棒をかつがされていたケースも(イメージ)

 闇バイトに応募して、若者が事件に巻き込まれるケースが増えている。それは決して他人事ではない。儲かるはずの副業で損をしたり、意図せず法を犯してしまうこともあるのだ。

 Yさん(47才女性)が始めたのは「爬虫類ブリーダー」。爬虫類好きの夫の発案で自宅の庭を潰して8畳ほどのサンルームを造り、水槽を並べてリクガメやイグアナ、カメレオンなどを繁殖させた。正式な許可を取り、繁殖も成功したが、爬虫類以上に厄介なのは客のクレームだった。
 
「“甲羅に傷がある”“すぐに死んだ”“皮膚の色が思っていたのと違う”といった難クセが殺到しましたが、飼育環境や飼い主の知識に問題があることは明白でした。“死んだから新しいのを飼う”とアクセサリー感覚の人も多く、命を粗末にされるのが嫌で廃業しました。設備投資や餌代、光熱費を合わせて200万円以上の赤字でした」(Yさん)

 Mさん(51才女性)はコロナ禍で勤務先の経営が悪化し「運転代行」を開始。

「“地方は需要が多く絶対に儲かる”と業者に言われ、30万円で運転代行に必要な二種免許を取得しました。飲酒した客の車を運転して家に送り届けるのが主な業務ですが、酔っ払いはタチが悪い。

“ギアの入れ方が乱暴”と文句を言われて“何か歌え”との無茶ぶりも。泥酔して車内で嘔吐した客に“お前の運転が乱暴だからだ”とクリーニング代を要求されたときはさすがにキレました」(Mさん)

 運転代行は時給1200円。半年続けたが、儲けは二種免許取得代にも届かなかった。

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