年に2回、数多くの商品が大特価になる「ユニクロ感謝祭」が今年もやってくる。期間は11月17日~11月27日の11日間。ただしユニクロはこれ以外にもしばしばセールを開催しており、「衣類はセール中に買う」と決めている人も少なくない。
シンプルな型が魅力のユニクロ商品だが、なかには“落とし穴”もあるようだ。形こそシンプルだが、プリントが特徴的なことがあるため、時に街中で「ユニかぶり」が発覚し、気まずい思いをすることがあるのだ。都内に住む会社員・Aさん(40代男性)が、自身の体験を明かす。
「ユニクロのTシャツを着て近所のコンビニに行ったら、レジで自分の前に並んでいたお客さんが、まったく同じものを着ていたんです。『あ、Tシャツかぶってる』と思っていたら、女性店員さんが、僕たちが同じTシャツを着ていることに気づいてクスリと笑ったんです。この時はちょっと恥ずかしかったですね……。毎日のように行くコンビニなので、店員さんも僕のことを認知しているはずなので、気まずかったです」(Aさん)
Aさんが着ていたユニクロのTシャツは、イギリス・ロンドンの国立近代美術館とのコラボTシャツ。セールにより安くなったタイミングで購入したものだった。
「Tシャツは僕にとって“消耗品”なので、なるべく安くいいものを買いたい。そこで、ユニクロがセールをしていることがわかると、Tシャツを見に行きます。アニメなどのキャラクターものは恥ずかしくて無理ですが、先日、美術館のコラボTシャツを発見。
無地のTシャツよりもファッションに変化が出るし、いいかなと思って数種類買いました。それがかぶったというわけです。その時に気づいたのですが、私と同じようなことを思っている同年代の人は多いんでしょうね。コンビニで遭遇した人も同年代だったし、それとは別に街なかで同じTシャツを着ている同年代っぽい男性を何度か見かけたこともあります(笑)。
そういう時、僕はどうしても『みんなセールで買ったんだろうな』と思ってしまうし、逆に自分もそう思われているのだろうなと考えたら、いよいよ恥ずかしくなって、外では着られなくなってしまいました」(Aさん)