さまざまな工程がある料理では、いろいろなテクニックが存在する。そこで料理における“困った”を解決するテクニックを専門家に聞き、記者が実際にチャレンジ! 「これは使える」と実感したものを厳選して紹介します。【前後編の前編。後編につづく】
目次
レトルトの温めは卵焼き器の活用で節水
「レトルト食品を湯せんで温めるときは、卵焼き器を使うと少量の水かつ、短時間で温められます」(ラク家事アドバイザー・島本美由紀さん)
卵焼き器の大きさによって水の量は200~300mlと異なるが、約1分で沸騰した。
めん類の袋は横に切らず側面を縦切りに
パスタなど長細い袋に入った食材は、袋の上部を横方向に開封するよう記されているが、横方向で切ると輪ゴムなどで留めにくい。
「側面を縦方向に切った方が切り口を折りたたんで輪ゴムなどで留めやすいですよ」(島本さん)
パスタは事前の水づけでゆで時間が1分に
「乾燥パスタを容器に入れ、パスタの重量の3倍程度の水を注いで約2時間おくと、1分のゆで時間で済むため、調理前に準備しておくと時短に」(島本さん)
試してみると、パスタが2時間でふにゃふにゃに。ナポリタンなど具材と一緒に炒める場合は、ゆでる必要もなかった。
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