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「値上げが相次ぐ他チェーンより安く感じる!」サブウェイに“出戻り”したファンたちの声 ランチで500円台とお得感、野菜もたくさん摂れると再評価

かつてのファンに再評価されているサブウェイの魅力とは

かつてのファンに再評価されているサブウェイの魅力とは

 4月10日、ワタミによる「新生サブウェイ」を象徴する初のモデル店舗「ヨコハマベイサイド本店」が神奈川県横浜市にオープンした。ワタミは2024年10月に日本サブウェイを子会社化したが、同店では外食産業に携わってきたワタミの商品開発ノウハウをもとに、「牛カルビチーズ」「シーフードグラタン」などの新メニューが登場。店舗デザインも、アメリカなどで展開されている最新デザイン(FF2.0)を採用した日本初の店舗となった。

“ワタミ色”に大きく舵を切ったサブウェイだが、その店舗数は全盛期よりも大幅に減っている。2012年に400店舗を達成し、2014年には約480店舗に到達したが、全国の店舗数は196店(2025年4月10日現在)まで落ち込んでいる。それでも、先行きの見通しが悪いわけではない。サブウェイは4月3日、新店オープンの告知とともに、既存店の売り上げは54か月連続で前年比で増加していることをアナウンスしている。さらに2034年時点で1065店舗まで段階的に店舗数を増やしていく方針だという。

 業績復調の背景には、かつてサブウェイから離れた顧客が戻ってきている側面もあるのではないか。サブウェイに“出戻り”したというファンの声から、あらためてその魅力を探った。

「マクドナルドや吉野家、松屋よりも、サブウェイを選ぶ」

「サブウェイは、他のファストフードに比べて高いイメージだったのに、最近は“安く”感じるようになりました」

 そう語るのは、メーカー勤務の40代男性・Aさんだ。昨今の物価高で「価格」に対して敏感になり、ランチタイムには、さまざまな店で「また高くなった……」とため息が出ることが多くなったが、「サブウェイは逆です」と語る。

「量や食べ物の種類が違うので純粋な比較にはならないかもしれませんが、マクドナルドや吉野家、松屋よりも、最近はサブウェイを選ぶようになりました。いろんなものが値上がりしているなかで、なんとなく、サブウェイに『お得感』を感じるようになった気がしています」(Aさん)

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