中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

松屋の「牛めしの具」と「牛皿」、どちらがコスパが良いか検証した!

松屋の「プレミアム牛めし(並)」をテイクアウト

松屋の「プレミアム牛めし(並)」をテイクアウト

 牛丼は今や日本の国民食の一つになったと言っていいかもしれない。牛丼チェーンは全国至るところに展開し、好きなときにお店で食べることができるが、「牛丼は自宅で食べるとより満足度が高まりコスパが良くなる!」と力説するのは、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏。持ち帰り料理のアレンジが大好きで、新刊『意識の低い自炊のすすめ』(星海社)も話題の中川氏が、松屋の「プレミアム牛めし」をテイクアウトして高コスパで味わう方法を模索した。

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 松屋の「プレミアム牛めし」、おいしいですよね~。私はご飯よりも具が多い牛めしが好きなため、店で食べる時は「ミニ盛り」(330円・税込み。以下同)を夫婦2人で1つずつ頼み、さらに「プレミアム牛皿」(300円)1つ、「生玉子」(70円)2つも追加します。「牛皿」を半分に分けてそれぞれミニ盛りの上に載せます。それぞれ生玉子も載せるのですが、私の妻は生玉子の黄身の部分だけ取ったら、残りの白身の部分を私に渡してきます。

松屋の「プレミアム牛めし(並)」をカスタマイズしてみた

松屋の「プレミアム牛めし(並)」をカスタマイズしてみた

「黄身だけ食べたいんだもん!」とのことですが、正直2個分の白身をもらうこちらとしては、ぐじゅぐじゅになり過ぎるのであまり有難くはありません。なので味噌汁に入れることにしているのですが、火を通すわけでもないのであまり固まらない。

 本当においしい松屋のプレミアム牛めしではありますが、夫婦でもっとおいしく食べるにはどうするかと考えた時、家に「弁当」を持ち帰ればいいことに気付きました。もっとも分かりやすいのは、「並」の弁当を3つ購入し、そのうち1つのご飯を半分にし、3つ分の具を半分にして分け合うというやり方です。

 個人的に「並」だとご飯が多すぎる。だから残った2つのご飯はラップにくるんで別の料理に使ってしまう。そうすると「380円×3」で合計1140円、これで3食分になります。当然2食分はおかずを自ら作る必要がありますが。松屋は弁当の場合、具とご飯を分ける容器を採用しているため、こうした技が可能になるのです。

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