「コロナ禍で“おうち時間”が増え、家で食事をする機会が多くなりました。それを狙って、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで購入する食品や飲料に懸賞をつける企業が急増している。応募が簡単なのに豪華な賞品がもらえるものや、応募すれば“絶対もらえる”懸賞もあります。活用しない手はありません」
こう話すのは、懸賞歴33年の長場典子氏。これまでにゲットした当選総額はなんと4000万円にものぼるという達人だ。長場氏に「狙い目懸賞」を聞いた。
「とくにいま狙い目なのは、食品系の“クローズド懸賞”です。購入した対象商品についているバーコードや応募券、レシートを専用の応募ハガキなどに貼って送ったり、写真に撮ってウェブサイトで応募するもの。応募者が“商品を買った人”に限られるので思った以上に当選する確率が高い」(長場氏、以下同)
一方、対象商品を買わなくても、誰でも応募できるのが「オープン懸賞」だ。
「オープン懸賞は誰でも応募できるので、競争率が高くなりがち。とくにネットやSNSで簡単に応募できるものは、当選確率がグッと下がります」
どうせ買うならクローズド懸賞つきの商品を選ぶほうがお得というわけだ。
長場氏はコロナ禍の1年半で約40万円分、月換算で2万円前後の商品が当たっているという。
「いまは遠出がしにくいので、近所のスーパー、ドラッグストアなどで懸賞を探しています。書くハガキも1日1枚くらいですが、応募する懸賞を見定めれば誰でも当選はできます。大切なのは懸賞に応募し続けることです」