自動車メーカーはアクティブセイフティやパッシブセーフティと言われる、運転中の事故防止や事故時への人体の影響を小さくする観点では、相当に高度で高価なシステムを惜しみなく投入しています。それに比べれば子供向けの車内センサーは「実にシンプルでリーズナブル」な装置だと思います。これで子供達の大切な命が守れるなら、スクールバスの新車も後付としても必携の装備として、ぜひ車内検知センサーの機能を追加してほしいと思います。
【プロフィール】
佐藤篤司(さとう・あつし)/自動車ライター。男性週刊誌、ライフスタイル誌、夕刊紙など一般誌を中心に、2輪から4輪まで“いかに乗り物のある生活を楽しむか”をテーマに、多くの情報を発信・提案を行う自動車ライター。著書『クルマ界歴史の証人』(講談社刊)。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。