推し活で使った費用でポイントを貯める
IT企業に30代女性・Bさんも、アイドルグループへの推し活費用の見直しに取り組んでいる。
「本当は収入が増えたらいいんですけど、難しいので……。お金を使うのは、CDとBlu-ray、チケット代、交通費、宿泊費に絞るようになりました。グッズもほしいんですけど、置き場に困るし、きりがないので、基本は買いません。モノより体験にお金を使うことに決めました」(Bさん)
推し活とともに「ポイ活」も実践することで、コスト意識が変わったという。
「推し活用のクレジットカードを作りました。1枚に、推し活にかかる費用を全部集約させています。まさに塵も積もれば山となるといった感じでポイントが貯まります。推し活費用を追加するよりも、限られたお金の中なので、むしろ自分の愛情ときちんと向かい合っている気がします」(Bさん)
不動産会社に勤める20代男性・Cさんは、スマホゲームやアニメ・漫画を中心に推しが複数いるが、節約の一環として、身の丈に合った推し活を実践するようになった。
「まず、SNSをあまり見ないようにしました。めちゃくちゃお金かけている人の話を見ると、自分もお金をかけたくなるし、それでこそ『愛』みたいな感情が芽生えちゃうので。スマホゲームだと、無理に全部のガチャを引かない。トレカ(トレーディングカード)やアクスタ(アクリルスタンド)を集めすぎない。『無理に』ではなく、ちょうどいい感じで自分の機嫌が良くなることを心がけています。『よそはよそ、うちはうち』。自分ができる範囲で楽しく応援するマインドに切り替えました」(Cさん)
もちろん推し活のために、ほかのところを節約するという考え方もあるだろうが、推し活そのものを見直し“マイルール”を設ける人もいる。大事なのは、自分の生活が壊れてしまっては元も子もないということだろう。(了)