女子高校生風の少女が「500円貸してください」
20代女性・Bさんは職場がある駅近くで、制服を着た女子高校生風の少女から、「東京に来てお金を全部使っちゃったから、500円貸してください」と言われたという。
「もしからしたら家出少女かもしれないと思い、親に連絡にすること、警察へ行くこと、駅員さんに借りることを提案しました。少女は『じゃあいいです』と言って、去っていきました。心配になり少女の後をつけると、また同じように他の人にお金をねだっていました。なかには、お金を渡している人もいてびっくりしました」(Bさん)
「貸して」ではなく「ください」という人もいたという。Bさんは、コンビニ前でカタコトの日本語で話しかけてくる外国人男性に遭遇した。
「繁華街のコンビニ前で買い物して店を出たら、『100円ください』とアジア系の男性に話しかけられました。でも、仮に100円あげたらもっとせびられるような気がして、聞かなかったことにして逃げました」(Bさん)
「夫とケンカした」と訴える女性
メーカー勤務の30代女性・Cさんは以前、駅の券売機の前で同年代くらいの女性に話しかけられた。女性は「夫に置いて行かれた」と涙目で訴えかけてきたという。
「夫とケンカして車から降ろされてしまい、財布もスマホも車にあるから帰れないというのです。交通費として1500円ほしいとのこと。DVかもしれないと思い、『警察に行きましょう』と言うと、『大げさにしたくない』と拒まれました。本当にDVとかだったら厄介だなと思いましたが、やっぱり面倒なので断りました。いま考えると芝居がかっていたというか、ちょっと疑わしいかなと思います」(Cさん)