家計

活躍する機会が激減する「家庭用プリンター」 そろそろ処分したい人たちの本音

「購入当時は何回かスキャナーで資料をスキャンしたり、年賀状をプリントアウトしたりすることもありました」という人も(イメージ)

「購入当時は何回かスキャナーで資料をスキャンしたり、年賀状をプリントアウトしたりすることもありました」という人も(イメージ)

パソコンで接続する設定すらしていない

 都内のIT関連企業社員・Cさん(30代女性)も、プリンターは持っているものの、ほとんど使う機会がないという。

「今、家にあるスキャナー機能付きのプリンターはたしか10年くらい前に買ったもの。購入当時は何回かスキャナーで資料をスキャンしたり、年賀状をプリントアウトしたりすることもありましたが、今や書籍などの資料を取り込む時はスマホで写真を撮ったほうが早いですし、どうしても会社以外でプリントアウトしたいものがあれば、コンビニに行けばいい。年賀状のような挨拶状類は、個人的に廃止しました。

 3年前くらいに家のパソコンを買い替えましたが、プリンターと繋ぐ設定すらしていません。完全にプリンターは“持っているだけ”の状態です」(Cさん)

 もちろん、家庭用プリンターが必要かどうかは、職種や働き方、ライフスタイルによるだろうが、世の中のデジタル化に伴い、その存在意義が薄れてきたと感じる人も増えているのかもしれない。(了)

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