●弟だけに莫大な資産。介護もその費用も私任せ
「親が弟(50才)にだけ莫大な資産を生前贈与していたことを知りました。それなのに弟は、親が要介護状態になっても知らんぷり。幼い頃から姉というだけでがまんを強いられてきた私が、実家に戻って親の介護をしています。介護費用も私の持ち出しなので、せめて弟にも負担してもらいたいです」(55才・主婦)
●コンプレックスをぶつけてくる妹
「夫の転勤で東京に行くことになり、母は関西の私たちの持ち家に一時的にひとりで暮らすことに。ところが、その間に転倒して骨折。私は仕事の都合で駆け付けられなかったため、母の家の近くに住む妹(36才)に、一時的に面倒を見てもらえないかとお願いしました。ところが、“専業主婦は暇だって言いたいの? 働いているのがそんなに偉いの?”と拒否されました。仕方なく、すぐに母を引き取りに行きましたが、それ以来、妹とは口をきいていません」(40才・会社員)
●自分の要求だけ通そうとする兄
「長男なのに親の介護をまったくしないどころか、金銭的援助もせず、親からの電話すら無視する兄(52才)。それなのに、毎年正月になると、“親戚なんだからおれの子供にお年玉くらいよこせよ、ケチ”などと連絡してきて……。もちろん、兄が私の子供にお年玉をくれたことはありません」(47才・パート)
●兄嫁の窃盗を目撃。指摘すると逆ギレ
「実家で兄夫婦と一緒に暮らしていたときのこと。兄嫁が私の宝飾品を盗む現場を目撃。それを兄に伝えると逆ギレされ、私の方が追い出されました」(43才・自営業)
●きょうだい格差を大人になっても引きずる姉
「実家暮らしの独身の姉(41才)が母にひどい悪態をついているのを聞いて驚き、注意をしたら、“小さい頃から長女というだけでいろんなプレッシャーをかけられてきた。このつらさはあなたにわからないんだから、口出ししないで”と逆ギレ。歩み寄ろうとしても、話し合いに応じてくれないので諦めました」(39才・会社員)
取材・文/桜田容子 イラスト/たばやん
※女性セブン2023年7月27日号