ビールの銘柄にこだわりを持つ人は案外多い？（イメージ）
飲食店を選ぶ基準は、「味」「価格」「雰囲気」などさまざま。しかし、それらの条件を満たしていても、提供されるドリンクの「銘柄」が好みではないと、その店には行かないという人もいる。たとえば、ビールの「銘柄」。居酒屋で「とりあえずビール」と注文する際、「この銘柄じゃないとイヤ」あるいは「この銘柄だけはNG」と強いこだわりを持っているビール党もいるのだ。
都内在住の会社員・Aさん（40代男性）はこう話す。
「私は、お酒は完全なビール党です。生ビールよりも瓶ビールが好きですね。ただ、 ある銘柄だけはどうしても好きになれないんです」
どんなに料理が魅力的で、居心地が良さそうなレストランでも、その銘柄のビールしか置いてなかった場合は行かないという徹底ぶりだ。
「そもそもお店に置いてあるビールの銘柄は圧倒的に少ない。日本酒やワインは何種類か置いていても、ビールの銘柄は1つのみということも珍しくない。メーカーの営業なんだろうとは思いますが、数種類のビールを置いて選べるようにしてあったらいいのに。ビール党は、どんなビールでも飲むだろうと思われているのでしょうか」（Aさん）
ソフトドリンクの銘柄へのこだわり
ソフトドリンクで瓶にこだわる人もいる。埼玉県在住の自営業・Bさん（30代男性）は、“瓶のコカ・コーラ”の支持者だ。
「僕はお酒が飲めず、外食の際は必ずコーラ。なかでも瓶のコカ・コーラが好きなんですが、居酒屋だとドリンクバーのサーバーで提供されるコーラが出てくることが多くて、本音では残念です。僕のよく行く町中華は瓶のコカ・コーラが置いてあって、それ目当てで通っているところもあります」
