電化製品の給電や接続で欠かせないケーブル。身近なところでは、パソコンやタブレット端末など幅広い家電に対応するUSB Type-Cや、iPhone 5からiPhone 14まで採用されたLightningなどが思い浮かぶだろう。しかし規格の豊富さからいつの間にかさまざまなケーブルが増えていたり、利用シーンに合わせていろいろな長さのものを買ってしまうなど、 “ケーブル沼”にハマってしまう人もいる。
無線がメインなのに捨てられない「LANケーブル」
メーカー勤務の30代・Aさんは、さまざまなケーブルの整理の必要性を感じている。
「Mini USB、Micro USB、Lightning、USB Type-C、HDMI、VGA、LANケーブル……。AndroidからiPhoneに移行したり、古いものから買い替えても整理しなかったツケですね。
LANケーブルがめちゃくちゃあって、捨てられない(笑)。今はもう全部無線が基本なので要らないものも多いんですが、本当にごくまれに、有線のほうがしっかり繋がる時があるんです。
Micro USBケーブルはクセものですね。昔のAndroidスマホに対応していたこともあり、充電ケーブルの規格に採用する電化製品が多かったんですよね。デジタルカメラやモバイルバッテリーなどを買うとMicro USBケーブル付属されていたので、どんどんたまりました。デジカメをまだ持っているので、これも捨てられない……」
最近はメジャーな規格であるUSB Type-Cに対応したものが多くなった。すると今度は“USB Type-C”沼に引きずり込まれたというAさん。
「一口にUSB Type-Cと言ってもいろいろある。転送速度が違う『2.0』と『3.0』、ディスプレイ接続への対応、パソコンなどの高電力の給電に対応するUSB Power Delivery……。あれこれ悩んで買っては試す、といったことを繰り返していたら、いつの間にかUSB Type-Cだらけになりました。これまでに10本くらい買った気がします」(Aさん)