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【駅構内の歩きスマホ】危険が満載なのにやめられない人たちの「わざわざ見てるわけでもない」という感覚

階段の上り下り中にも…

 駅の階段でのスマホ使用も危険だ。商社勤務の50代男性・Dさんは、「大きな事故につながりかねない」と憤りを隠さない。

「階段を上り下りする時まで、スマホを見る必要があるのか不思議で仕方がありません。階段では、混んでいると追い越しができないため、みんなが一定のリズムで進んでいるのに、スマホを見ている人がいると渋滞が起きて本当に迷惑です。ドミノ倒しになったりしたらどうするのか」(Dさん)

 階段を下る時はさすがに危ないが、エスカレーターや階段を上る時にはスマホを見ていたことはあるという30代の主婦・Eさんが言う。

「少しでもスキマ時間があるとスマホを取り出す習性になってしまっていて、逆に“わざわざスマホを見ている”感じでもないんですよね……。見ているのは本当になんでもないことで、天気とか、夕食のレシピとか。でも、周囲は見えていなかったかもしれません。公共の場所にいる時は気をつけようと思います」

 大事故につながる可能性もある歩きスマホだが、無意識でやっている人も少なくないようで、逆にやめるためには意識する必要がある。自分だけではなく、お互いが心地よく公共の場を利用できるよう注意したい。(了)

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