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消費者を意図しない方向へ誘導するウェブサイトの“ダークパターン” 注意すべき実例「商品がこっそりカートに」「誤タップを誘う画像」など

一度入ったら解約が難しい【ごきぶり捕獲器】

退会に至るまでかなりの画面遷移を求められたり、受付時間が制限される例も

退会に至るまでかなりの画面遷移を求められたり、受付時間が制限される例も(darkpatterns.jpより引用)

 キャンセルや退会方法が複雑で難しい“解約阻止の手口”がこれ。

「動画配信系や健康食品、家電量販店の丸ごとパックの契約に多いので要注意です」

 解約方法をわかりにくくし、電話だけで解約を受け付ける企業もある。

「ヘルプデスクとのチャットを経ないと解約受付の電話番号がわからなかったり、解約ボタンがFAQの回答の中に隠れている場合もあります」

 退会に至るまでかなりの画面遷移を求められたり、受付時間が制限される例も。

知らぬ間に注文が追加される【こっそりカート入れ】

ページが遷移するタイミングでの追加に気づきにくい場合もあるので注意を

ページが遷移するタイミングでの追加に気づきにくい場合もあるので注意を(darkpatterns.jpより引用)

「画像は、生花を買ったらメッセージカード220円が追加されていた事例です。追加されることがわかっていれば問題ありませんが、不要なのに勝手に追加料金を課せられることに納得いかない人も多いことでしょう。そうした際は購入をキャンセルするのも選択肢です」

 スマホ購入の際、有料の保証延長プランが入っている場合もあるので要注意だ。

 ページが遷移するタイミングでの追加に気づきにくい場合もあるので注意を。

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