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「自分磨き」に投資しすぎる婚活女性たちのジレンマ 磨けば磨くほど相手男性への要求レベルが上がって結果が出ないケースも

「自分磨き」をするうちに、相手にも美意識を求めるようになる落とし穴(イメージ)

「自分磨き」をするうちに、相手にも美意識を求めるようになる落とし穴(イメージ)

 未婚男女の平均初婚年齢が上がっている。女性の社会進出が進み、仕事を持つ女性が増えたこと、結婚以外のライフスタイルの選択肢が増えたことなど、さまざまな要因があるだろう。

 そんななか、婚活女子のなかには「自分磨き」に投資しすぎた結果、“こじらせが加速してしまった”と実感する人もいるようだ。実際に婚活中の女性たちの声から、「自分磨き」の落とし穴がどこにあるのかを探った。

相手が美容に無関心だと損した気持ちに

 保険会社で営業をしているヒナコさん(33歳)は、現在年収が600万円ほど。可処分所得の大半を費やしているのが、自分磨きの「美容」だ。これまで投資した金額を考えると、相手の男性にも同じ水準での美意識を求めてしまうのだとヒナコさんは語る。

「彼氏がいない間も自分磨きをしようと思って、見た目だけは気遣ってきたつもりです。これまでワイヤーの歯列矯正のほか、定期的に痩身エステ、小顔矯正、ボトックス、脱毛、美容皮膚科通い、ホワイトニング、ジム、ヨガ通いなど自己投資をしています。このほか、髪質改善トリートメント、マツエク、眉毛サロンなどに通っています。

 セコイ考えかもしれませんが、私がこれだけ容姿の維持にコストをかけているのに、男性側がファッションや美容を気遣っていなかったら損した気持ちになる。ようするにコスパ感覚ですよね。

 せめて容姿に意識を向けて、ビジュアルを良くしようと努力してほしいんです。もちろん、家事や育児を積極的にやってくれる人が理想の夫像ですが、だからといって見た目を気にしない人は無理ですね」(ヒナコさん)

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