【イギリス】各界VIPが定宿にイギリス王室が愛する別名“宮殿の別邸”
『クラリッジズ』令和4年9月17~20日 故エリザベス女王の国葬参列の際にご宿泊
1860年、滞在中の仏ウジェニー王妃をヴィクトリア女王が訪ねたのをきっかけに、国王が宮殿以外に唯一賓客を迎える場所となった。ついた呼び名は“バッキンガム宮殿の別邸”。故エリザベス女王の即位60年の午餐会の際には上皇上皇后両陛下が宿泊されている。内装は“アールデコの宝石”と称えられ、スコーンはイギリス一と名高い、ロンドンが誇るホテルだ。
【インドネシア】ジャカルタの中心地で街を象徴する最高級リゾート施設
『ホテル インドネシア ケンピンスキー ジャカルタ』令和5年6月17~23日 インドネシアへ公式訪問の際にご宿泊
ドイツの高級ホテルチェーン『ケンピンスキー』が手がける5つ星ホテル。ジャカルタで最も格式の高いボールルームを有しており、ランドマーク的存在として君臨している。また17階の屋外プールをはじめ、スパやジムなど館内施設が充実。さらにショッピングモールに直結しているので、お出かけせずともリゾート気分が満喫できる。
【番外編】雅子さまが訪れた「ご静養場所」
私たちが泊まれる場所以外に、各地の御用邸や御料牧場など、“皇族方専用”のお泊まりどころも。その一部を紹介します。
・那須御用邸
栃木県那須郡那須町にある御用邸で本邸は大正15年、附属邸は昭和10年に建設。ご一家は例年、夏に滞在される。
・御料牧場
栃木県塩谷郡高根沢町・芳賀郡芳賀町にまたがる牧場で、皇室の方々が召し上がる農産物を生産している。個別の見学等はできないが、年に1度見学会を行っている。(ご一家写真は、見学会の様子は2018年10月)
取材・文/辻本幸路
※女性セブン2024年1月4・11日号