雅子さまが「令和の皇后」になられてから、もうすぐ5年。新型コロナという未曾有の災禍に見舞われながらも、配慮を重ね、のべ13の宿にお泊りになった(※一般の人は泊まれない御用邸や御所、天皇陛下のみでお泊まりになった「ホテル テントレム ジョグジャカルタ」は除く)。
雅子さまの5年間の旅路を支えたそれらの宿を、ホテルの魅力や周辺の観光情報とともに紹介しよう。そこには“皇室の方々に選ばれる宿”だからこそ感じられる、ホスピタリティーがある──。
【北海道】“世界三大夕日”に癒されながら地元一体型ホスピタリティーを堪能
『釧路プリンスホテル』令和5年9月16~17日「第42回全国豊かな海づくり大会」の際にご宿泊)
“世界三大夕日”として讃えられる、釧路の夕日。ホテル最上階のレストランから望む夕日は心に刻まれる美しさと評判だ。
「眺望はもちろん、ホスピタリティーが素晴らしい。釧路の魅力を思い切り堪能してほしい、と、朝食券は近隣の和商市場の指定店舗でも使えるんです。地元を盛り上げたいという姿勢が伝わってきます」(ホテル評論家の瀧澤信秋さん・以下同)。
■お宿周辺の観光&グルメ
・夏はトロッコ列車が、冬は蒸気機関車が大人気。これからの季節、釧路湿原でタンチョウが見られるかも。
・北海道三大市場「釧路和商市場」で、自分だけのオリジナル「勝手丼」を。冬は毛ガニが最高に美味!
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