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【2024年の株価はどうなる?】弱含みの日本株市場が抱える「懸念材料」と「浮上のカギ」 新NISAスタートが起爆剤となるか

まとめ

 12月に入り日本相場は停滞している。その原因を考察してみると、目先の要因が多いということがわかる。

 2023年は年始から見れば株価を大きく上昇させた一年となったが、ここを起点として、2024年の日本の株式相場はさらなる高みを目指せる可能性は十分あるだろう。

 ただ、そのためには他国に後れを取っている「生産性向上」「貯蓄から投資」の2点は早急に取り組むべきことであろう。

 日本の株式投資を考える際にも、日本の論点を考えることで、その問題を解決に動くような企業や政策が出た場合には多くの資金が動くことになる。これらの動きには感度を高くウォッチしていきたい。

【プロフィール】
古賀真人(こが・まさと)/個人投資家、経済アナリスト、会社経営者、投資系YouTuber。1978年、埼玉大学経済学部卒業後、国内大手金融機関、外資系金融機関勤務を経て独立し、株式会社ライフサポートを設立。25年以上の株式投資経験を活かし、チャート分析からはわからない経済分析、個別企業分析をYouTube「カブアカちゃんねる」で展開。全決算を最速分析しているnote「カブアカマガジン」(https://note.com/masatokoga)を日々更新中。

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