家計

【お金のプロがやって後悔した節約術】「おまけ、半額」でお店の戦略に踊らされる、庶民の味方「アウトレット」が逆に無駄遣いに

半額シール付きの弁当や総菜は本当にお得と言えるのか?(イメージ)

半額シール付きの弁当や総菜は本当にお得と言えるのか?(イメージ)

 お金を使うのは一瞬でも、貯めるのは果てしなく遠い道のり──それでも物価高の影響もあり、せっせと節約に励む人は多いだろう。けど、ちょっと待って。その節約、実はお金のプロたちが“見限ったテク”の可能性があるのだ。お金のプロが後悔している「私がやめた節約」を紹介しよう。【前後編の後編。前編から読む

 節約の大原則は出費を減らすこと。そうなると日々の食材や日用品の出費をいかに抑えるかがポイントになる。しかし、これまでの通説である「まとめ買い」や「安いものを買う」は、実はプロが避けるテクニックだった。

「おまけ」「半額」は危険

 ものまね芸人で『有吉ゼミpresents みはるのものまね節約クッキング』の著者でもあるみはるさんは、生活リズムの中で使い分けを心がけている。

「仕事のため自宅で料理ができない日が続くときにまとめ買いをすると、使い切れずに冷凍保存していました。しかし、冷凍焼けを起こして味や品質が落ちてしまったりするので、料理ができる日にその都度、使い切れる量を買うようにしています」

 また、「○円以上で1点おまけ」というサービスに目がなかったが、いまはやっていないという。

「“2000円購入でティッシュ1箱をプレゼント”とか聞くと、何も考えずに差額分を適当に買い足してまでおまけをもらっていました。ですが冷静に考えれば、数百円あれば普通にティッシュが買えるんですよね(笑い)」(みはるさん)

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