2往復することになり追加料金
引っ越し当日に起こった失敗もある。金融機関勤務の20代女性・Cさんは、「安さにこだわりすぎると失敗する」と力説する。
「あまり荷物がなかったこともあって、少しでも安く引っ越そうと思い、幌付きの2トントラックをレンタルし、友人男性に運転を頼みました。すると、やはり慣れない運転で、住宅街を曲がる時に幌の部分をこすってしまったらしく、傷が……。
結局修理費が発生しましたし、友人とも気まずくなる。その日の夜ご飯をご馳走するなど、何らかお礼も必要なので、レンタカー代と合わせると、安めの業者さんにお願いした時と変わらないぐらいの出費になって後悔しました。業者に頼んだ方が肉体的にも精神的にも、絶対に楽だったと思いました」
美容師の30代男性・Dさんは、まさかの“2往復”する羽目になったことがあるという。
「ネットでの見積もりでいちばん安いところにしたら、業者の想定よりも荷物があったようで、当日来てくれたトラックに全部載せることができず、2往復することに……。結局追加料金がかかりました。
よほど荷物が少ないならいいんでしょうけど、ある程度荷物がある場合、見積もりは訪問のほうが間違いないと思います。安さにとらわれると、トラップがあるものだと痛感しました」
引っ越しの準備は着実に進めて、気持ちよく新生活をスタートしたい。(了)